広告代理店の仕事
大阪市の不動産会社様からご依頼頂いた広告
今回は大阪市に完成した街中のリアルサイズの住宅展示場の広告を制作させて頂いた時のお話をさせて頂きます。
広告代理店のメリットを生かした不動産広告
この時のお仕事では、撮影は建築写真に強いプロのカメラマンにお願いし、グラフィックデザインも外部のデザイン事務所にご依頼し広告をデザインして頂きました。
広告代理店である当社は広告の企画と素材の制作及び制作の進行管理を担当しました。
その時にデザインして頂いた広告が下記の画像となります。
この時のご依頼内容は大阪市内の街中に出来た住宅展示場のチラシ広告を制作するというものでした。
この広告が不動産広告と決定的に異なるところは展示場の見学会というのが目的で不動産売買が目的のチラシではないと言う事です。従って不動産規約が適用されないので物件概要等が不要となります。
この広告を制作するに当たって当社からご提案させて頂いたのは体感型の展示場である事をしっかりと伝える事で他社のモデルハウスや展示場と差別化を行うという事でした。
また、撮影時は冬場であったので暖かなイメージの広告をデザインしたいと思いました。
そこで今回の展示場は窓が多い住宅であったので開口部から漏れる室内の光を強調する事で暖かな色合いの写真にできる夜間撮影を行う事にしました。
まず仮撮影を行い、外部のカメラマンに撮影して頂くカットを絞り込みます。そうする事で本撮影のクオリティを高め、ご予算内に撮影費用を抑える事も可能となります。
外部のデザイン事務所にデザインをご依頼する場合はデザイナーの得意なジャンルやデザイナーが制作する制作物の平均的なクオリティの高さを見極めてデザインを発注致します。
その際に地図は当社で作成するなど当社でできる事はできるだけ協力する事でデザイン本来の仕事に専念して頂きベストな仕事をして頂けるように心がけています。そうする事でデザインの部分でもクライアント様のご予算に合わせてよりよいデザイナーを起用する事が可能となります。お客様のご予算に合わせてよりよい広告をご提案できる方法をどれだけ知っているかが優れた広告代理店であるかどうかの決めてになると思うので仕事の効率だけを考えた丸投げ的な仕事はしないようにしています。