企画
広告代理店の仕事

展開の流れを考えた不動産広告

以前に大阪府寝屋川市の不動産会社様からご依頼頂いた京都にある分譲地の不動産広告を制作させて頂いた時のお話です。

広告展開を反映したグラフィックデザイン。

新規分譲開始から完売までご担当させて頂きましたので、この時の折込広告の制作における取り組み方を一部になりますがご紹介させて頂きます。
不動産の場合は基本的に商圏が狭い為、ターゲットエリアに対して打ち出す方向性に変化をつけ目新しさを出す事によって様々なターゲット層にリーチさせる折込広告を企画・制作する事が重要となります。
以下が方向性を変えながら折込広告を企画・制作させて頂いた事例です。

不動産広告 1回目
不動産広告 1回目

1回目の不動産広告の制作の時は、新規分譲受付開始のタイトルを強調する事によってデビュー感を強調し、街並みパースを入れる事によって街並みとしての魅力と新築一戸建ての分譲地の広告である事が伝わりやすくする事を狙っています。
メインにモデルハウスの室内写真を入れた理由は見学が可能であるという事が伝わりやすくする事を狙っています。
この分譲地の最初の広告であるので、新築一戸建ての不動産広告である事が伝わる事を第一に考え冒険的なグラフィックデザインを行わないようにしました。

不動産広告 2回目
不動産広告 2回目

2回目は、モデルハウスの外観写真をメインで扱う事によって、このような外観デザインに共感して頂ける層にリーチする事を狙うとともに、モデルハウスが見れる事が1回目より伝わりやすくするようにしています。
また現地からの眺望写真を入れる事によって立地としての魅力も感じてもらえるようにしています。
デザイン的には縦デザインで構成する事によって広告のグラフィックデザイン自体にも目新しさを出し新規感を感じてもらえるようにしています。

不動産広告 3回目
不動産広告 3回目

3回目の広告ではモデルハウスを3邸販売している事をしっかり告知し、イメージ写真と飾り付けをしているモデルハウスのいろいろなアングルの写真をたくさん使う事によって3邸それぞれの異なるライフスタイル提案に対する期待感が膨らむようなデザインになるようにしています。
スタイリッシュな外観イメージが好みの方に気に入ってもらえるようなスタイリッシュな紙面のグラフィックデザインになるようにしています。

企業ブランドの定着の為には同じテイストのデザインを繰り返す事も重要である事は理解した上で、分譲広告の場合はマンネリ化に陥らないような目新しさを感じてもらえる広告を意識して広告代理店としての業務を営んでおります。

今回の広告制作では企画・撮影は全て当社で行い、広告のデザインは外部デザイン事務所にご協力頂きました。

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