看板
看板が担う役割
現地看板を制作する為の目的はクライアント様からのご要望によって様々です。クライアント様のご要望を反映した、その看板が担う役割を考えた現地看板のデザイン事例をご紹介させて頂きます。
現場の状況を理解した看板のデザイン
まず今回の看板制作のご依頼内容は以下の通りとなります。
販売戸数が一戸だけの新築一戸建てを建築中の現場であるが広告予算があまりないので、まずは現地周辺の住民の方に興味を持って頂けるように告知したいという事でした。また簡単に売れるとは限らないので注文住宅をご検討の方にご覧頂ける注文住宅の展示場としてもしばらくは使っていきたいと言う事でした。
まず考えた事は、その現場の情報を何も知らない通りがかりの人が一戸建てを建築中の現場をご覧頂いてもその一戸建てが売れてしまったものか、販売中のものかすら分かりません。
どちらかと言うと売れてしまっていると判断される人の方が多いと思います。
そこで建築している家がどのような家なのかは最低伝える必要がありますが、今回は展示場としても使う可能性があるので、販売中の告知は使わないようにしました。
次の制作実績を元に詳しくご説明させて頂きます。
方向性としては注文住宅をご検討中の方にこんな間取りの家は如何でしょうか。と伝える現地看板をデザインする事にしました。
今回の現地看板を設置する段階では新築一戸建てが完成していない状況でしたので施工事例の写真を使用して家の完成イメージを伝える事で期待感を感じて頂けるようにしています。
シンプルな構成で鮮やかな色を使い、間取りも目立つタッチでトレースを行う事で通りがかりの車に対しても認知されやすいデザインを行いました。
何ができるんだろうと思って頂ける期待感と認知度を狙ったグラフィックデザインにこだわりました。
看板をご覧頂いた方にお問い合わせを頂く事が目的なので「完成するまで待っていて下さい」という風にとられるだけの看板にしたくなかったので、いつ完成して、金額がいくら位かという問い合わせが頂けるように看板に掲載するそういった情報を制限するようにしています。