広告代理店の仕事の進め方
今回は広告代理店である当社の業務の1つである広告制作の仕事の進め方を、ご依頼を受けてから納品(配布)までを行った不動産広告を事例にご紹介させて頂きます。
広告ができるまで。
一つの広告制作のご依頼を頂いてから広告を制作し、告知するまでにどのような工程を踏んで広告が一般の方の目に届くようになるのかを当社の取り組み方を事例にご紹介させて頂きます。
- お打ち合わせ
広告の目的と訴求点などをご担当者様とお打ち合わせを行います。
今回は建築条件付き宅地を販売する為に自由設計をメインの訴求方法とし、サブで統一感のある街並みを表現する事になりました。
- 広告の制作
当社もしくは協力会社のデザイン事務所で広告のデザインを行います。
今回は広告の原稿作成を広告代理店である当社が行い、使用する写真素材なども当社から外注先のデザイン事務所へご提供させて頂き、上記チラシ広告のデザインを行って頂きました。この際、上記チラシで使用されている街並み写真と室内写真は当社で撮影を行っています。また今回クライアント様のご要望で上記チラシの中の人物写真の顔を合成する事になりましたのでそちらも当社で行うようしました。
外注先であるデザイン事務所にグラフィックデザインをご依頼する場合はデザイン料金が決まっていますので、デザイン料金で行なえる範囲外の仕事までお願いするとデザイナーに無理な負担がかかる為、本来のデザインのクオリティが下がる可能性があります。したがって当社としてはデザインクオリティを維持し、お支払いするデザイン料金に見合ったデザインを上げて頂く為に、当社でお手伝いすべきところはしっかり行いベストなデザインが納品できるようにしています。
- プレゼン
出来上がった広告のデザインをクライアント様にご覧頂き、訂正箇所をお聞きします。
- 訂正
デザインの訂正を行います。
- 印刷
協力会社様である印刷会社様に印刷を行っていただきます。当社ではパソコンとプリンターのカラーマッチングを行っており、データどおり正しい色調で印刷する事ができる色管理がしっかりとしている印刷会社様を使っているのでカンプどおりの色合いで印刷が上がるようになっています。万が一データに不備があった場合でも印刷会社様でのチェック体制がしっかりしているので大きなトラブルに発生した事がありません。
- 納品(配布)
出来上がった広告を指定場所へ納品して完了する場合もありますが、新聞折込・ポスティングなども直接手配させて頂いております。
以上が基本的な広告の流れになります。外部と協力する事で品質管理やクオリティを重視した広告を制作するようにしています。ご要望がありましたらお気軽にご相談下さい。