デザイン
パートナーとしての広告代理店
広告とはクライアント様にとってみれば投資のようなものです。
広告予算に対して期待していた以上の効果を上げる事ができ、広告主様の売り上げがアップするなどして、その広告にかかった予算が無駄にならないような仕事をするのが広告代理店の努めでもあります。
当社がどのような事に気をつけながら、効果を上げられる広告制作を行っているのかをお話しさせて頂きます。
広告代理店のあるべき姿
広告制作は限られた時間内で行っていますので、効果を上げれる部分に貴重な時間を費やして広告制作を行うのがビジネスとした商業デザインであると思います。
つまり趣味でデザインを行うのであれば時間に関係なく、とことん納得できるまでデザインをすればいいと思いますが、商業デザインの場合はクライアント様の販売計画等に基づいて、たくさんの方が関係して仕事が動いています。広告も計画された時期に間に合うように、頂いた予算以上の仕事をする気持ちで広告代理店としてベストな仕事をしなければなりません。
そんなに甘い世界ではないという意識が大切です。もしそういう意識が希薄で効果のある広告が作れたとしても、それはまぐれでしかないだろうと思います。打率の良いバッターが良い成績を残すように、広告の世界でも効果の上げれる広告を作っている率が高い広告代理店ほど信頼されます。
広告代理店として売り上げを伸ばしたいのであれば、たくさんのクライアント様からお仕事を頂いて売り上げを伸ばすのではなく、お取引頂いたクライアント様の業績アップに貢献する事で広告への投資に対して信頼を頂き、お客様とともに売り上げをアップできるようにクライアント様のパートナーとして取り組む事が広告代理店のあるべき姿であると思います。
それでは当社の広告実績を参考にしながら具体的な広告制作の中身に触れさせて頂きます。
大阪府寝屋川市にある不動産会社様の一戸建ての分譲広告をご依頼頂いた時のチラシ制作の事例です。
まず広告制作をするにあたってその商品の特徴を理解するためにその現地の特徴を把握する必要があります。
この分譲地の場合、街並みが和モダンで統一されているのが特徴ではありますが、モデルハウスのインテリアデザインが競合他社と比べても競争力があったのでメインビジュアルとする事にしました。今回の撮影は予算的な事も考慮して当社でモデルハウスを撮影させて頂きました。
どのような業界でも共通して言える事は、お客様にその商品を購入して頂く為には見た目のデザイン性や機能性などその商品の特徴を気に入るかどうかが一番重要であるという事です。
脚色したグラフィックデザインで目に止まる広告を制作する事も可能ですが実際にご購入に結びつけるにはその商品そのものの魅力を引き出した広告である事が大切です。
お客様は真剣にご購入を考えて広告をご覧になられるので上辺だけの広告のデザインでは来場促進にもつながりません。
そこで撮影する際には自然光を生かした撮影でこのモデルハウスの魅力が伝わるようにこだわりました。1ビジュアルで迫力をだし、スペックを写真を殺さないようにレイアウトし、和モダンの雰囲気を少しだけ演出する事で上質感を感じてもらえるようにデザイン事務所にグラフィックデザインをお願いしました。
要するに競争力のある商品そのものの魅力を見つけだし、それをビジュアルにし自然な脚色で差別化を図る事で期待感を裏切らない広告を制作しています。
