広告代理店の仕事
エリア分析と広告活用
エリア特性を理解した上で企画・デザインを行った広告活用事例をご紹介致します。
大阪の場合、エリアによっては新聞の購読数が低いエリアがあります。そのようなエリアで広告メディアを検討するときの参考事例をご紹介致します。
ポスティングに効果的なチラシのデザイン
今回の広告活用事例でご紹介するチラシの制作事例が下記の画像となります。
広告を考える時、ターゲットをまず考える必要があります。
そのターゲットにはファミリー層やディンクス等のターゲット属性とターゲットエリアがあります。
それでは具体的にターゲットをどう設定したのかをご説明させて頂きます。
今回の分譲地所在地である大阪府守口市の現地周辺には集合住宅が多いのでターゲット属性を借家世帯をメインとし、脱賃貸路線の広告制作を行う事にしました。
次にターゲットエリアを考えるのですが不動産の場合は商圏が狭く基本的に同市内をターゲットとする事になります。これは国勢調査の転出入リストから確認する事ができます。
次に広告メディアを考えるのですが今回の現場である大阪の守口というエリアは世帯数が約7万世帯でその内、新聞購読世帯は約半分の3万5千世帯となっています。したがって新聞折込だけに頼った配布方法を選択するとチラシの効果は半減する事になります。
対策としてはそのチラシをポスティングやフリーペーパー折込と併用すること等が現実的と言えます。
そこで今回はポスティングした時に効果的なデザインを行うようにしました。
ポスティングする際には2ツ折をしなければならないので、2ツ折した時の状態でも伝えたいメッセージが伝わるレイアウトを行うようにしました。
またターゲット属性の家賃相場と今回の物件の月々返済金額を比べてもお得感はありますので月々返済額を大きく扱う事で目に止まりやすいデザインを意識しています。
この時のデザインでは安っぽいデザインにならないようにおしゃれ感を出す事に気を使いました。なぜなら安売り的なデザインを行うと商品の価値が下がってしまいお得感を感じてもらえにくくなるからです。ちなみにこの時の写真撮影とデザインは当社で行っています。