チラシ
デザイン

広告制作会社としての仕事

当社が広告制作会社として広告制作業務の全てを社内で行った事例をご紹介させて頂きます。

撮影と広告のデザインを社内で行う会社

今回ご依頼頂いたお仕事では、印刷と折込を除く撮影業務とデザイン業務を社内で行っていますので、広告ができるまでのプロセスをカメラマンとデザイナーの視点でご説明させて頂きます。
この時デザインさせて頂いたチラシが下記の画像です。

不動産広告 表面
不動産広告の実績 B4チラシ表面
不動産広告 裏面
不動産広告の実績 B4チラシ裏面

今回の広告のご依頼内容は大阪府内の分譲地のモデルハウスが完成したタイミングでB4チラシで広告告知を行うという内容でした。

広告制作の流れとしては、まず売れ行きなどの現状を把握し、モデルハウスの魅力がどこにあるのかを確認する為に仮撮影を行います。

当社の場合、いわゆるロケ班もしくは仮撮影と呼ばれる本撮前の事前撮影を本撮影と同じクオリティで行いますので、その時撮影した写真を使ったプレゼンを最終仕上がりに近いイメージでクライアント様にお見せする事ができます。
場合によっては再度、撮影を行う事でより狙ったイメージに近づくように写真のクオリティにはこだわりを持っています。
なぜなら見せかけのおしゃれなデザインよりも実際の写真の方が消費者の方に対して説得力があるからです。チラシのデザインではなく家の写真を見て興味をもって頂いた方が家の購入に繋がりやすいだろうと考えるからです。

また写真と広告の仕上がりイメージのクオリティを高める為に以下の点に気を付けながら撮影を行っています。

  1. 被写体の光の当たり方。
  2. マイナスになる部分は映さない事
  3. 魅力的な箇所を強調し印象づけられるようなアングルを探す。
  4. 写真で伝えたい事を絞り込み、犠牲になる部分とのバランスを見極める。
  5. メインビジュアルとして使った場合のデザインレイアウトがどのようなものになるか想像する。
  6. 数点の写真を組み合わせて使った場合のデザインレイアウトなどを想像する。

上記5と6を考えながら撮影を行っているので、撮影の最中に広告の大まかなデザインの方向性を決めてしまいます。

次に写真の現像作業を行います。
この時に色補正や歪みを直したり修正作業を行います。1点1点どのようにデザインに使おうかと想像しながら現像しますので微妙なアングル違いの写真もデザインに及ぼす影響を考えながら丁寧に現像を行います。
それから広告のデザインに取り掛かる事になります。
今回はモデルハウスの室内写真をメインビジュアルにし、目に止まりやすいコントラストが強めのグラフィックデザインを行う事にしました。
裏面では表面で使っていない写真を使用しモデルハウスの特徴が伝わる事を意識しながら写真をレイアウトしています。
さらに競合となる物件との差別化が図れるように立地の魅力もしっかり伝えるようにしています。

不動産に関わらずどのようなジャンルの広告も根拠がしっかりしていないと狙った広告が制作できないと考えているので、とにかく全力を尽くした広告制作を行っています。

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